サイクリングロードでの出来事から思うこと

先日、川沿いのサイクリングロードを息子と走ったのですが、とある橋付近の交差地点で息子がすれ違いざま見知らぬ大人に怒鳴られました。内容はよく聞き取れませんでしたが、罵声を浴びせられた感じでしょうか。

私がトイレに寄ったため、息子もトイレ方面に来ようとして対向車の進路に出てしまったものと思います(息子の主張では「避けたつもり」とのことでした)が、一本道ではなく交差している地点なのですから、対向車の側も他車の動きに十分注意する義務があると思うのです。子供に対して一方的に怒鳴り散らすようなことをするのは大人の対応とはいえないのではないでしょうか。怒鳴るのではなく止まって「急な進路変更は危ない」くらいなら問題ないですし、親としても相手に謝罪したうええで、息子への注意として普通に受け入れることができます。いきなり怒鳴られたら、びっくりしてバランスを崩すことだって考えられます。とても安全を意識した対応だとは思えないのです。
自転車しか走れないようになっているサーキットのようなところならいざ知らず、川沿いのサイクリングロードは歩行者も子供もいるのが普通です。そんなところを走るのには余裕がなさすぎるように思うのです。

例としては全く別になりますが、歩行者が2列で歩いているだけでも罵声を浴びせる人がいますし、車道逆走自転車(これは逆走が悪いのは明らかですが)に対してもいきなり怒鳴り散らしたりする人も見かけます。マナーや規則違反は相手にあるとはいえ、怒鳴り散らす必要がどこにあるのか・・・。そういうことをすればするほど、正しいことをしているはずなのに自転車乗りへの批判が強くなってしまうのではないかと思います。その結果がサイクリングロードの減速用凸凹だったりするのでしょうし。
自転車乗りの大半はマナーも人に対する対応もしっかりできているのでしょうが、一部の思いやりのない人がいるせいで全体が悪く見えてしまうのは悲しいことだと思います。

息子がサイクリング嫌いにならないように、もう少し気を配って一緒に走ってやるようにしたいですね。逆に、いきなり人に怒鳴り散らすことが無いようにも諭しておかないと・・・、せっかくのサイクリングが楽しくなくなったらもったいないですからね。


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