WEEKENDBIKESのフロント多段化で最も問題になるのがケーブルの取り回しですね。事前にBB下ケーブルガイドは変更しておいたので問題ありませんが、アウター受けをどうするか・・・。解決方法はいくつかあるみたいですね。
- 後付のアウター受けを取り付ける
ミスターコントロールのCL-51というアウター受けがフレームに傷つけることなく取り付け可能でベストな選択肢ではないかと思います。ただ、この品物は欠品が多くて欲しいときに手に入らなかったり、別途送料含めるとえらい高かったり・・・ -
アウター受けを溶接してもらう
これはちょっと敷居が高いですね。再塗装とかも必要になりそうです。 -
リアのシフターケーブルをフルアウター化して、空いたリア用のアウター受けを使う
理論的にはよい方法だと思うけれど、フルアウター化したケーブルの取り回しが面倒。結束バンドみたいなものがそこらじゅうに必要になりそうで美観的に・・・ -
後付アウター受けを自作
先人の皆様もいろいろ苦労をされているようです・・・。
本当はミスターコントロールのCL-51ですっきり解決だと考えていたのですが、発注しても納期未定だったためあきらめました。で、アウター受けを自作することに。WEEKENDBIKESのダウンチューブは34.9mmなのでフロントディレーラー取付用の部品を利用してなんとかなるんじゃないかと・・・。使ったのは「TNI Fメカバンド」のシルバー34.9mmというもので、900円ほど。フロントディレーラーを取り付けるための部品ですからケーブルを引くための押さえとして使っても強度的な不足はないだろうと。ディレーラー取り付け穴に細目のネジをナットで固定してやるだけでなんとか使えそうな隙間を作ることができました。それをリア用アウター受けの少し上あたりに取り付けました。
前回までの記事で悪戦苦闘しましたがボトムブラケットは即席の押さえと350mmのパイプレンチを使ってようやく外すことができました。
これなら最初から押さえのついたBB工具売っていますからそちらの方が楽ですね。まあ、勉強です。
BB外した後はウェスできれいにしてやって、ネジ山にグリスを塗って新しいBBを取り付けます。UN26は左のネジがプラスチックですので、左はネジにグリス塗っちゃだめらしいですよ。
その後の写真はないのですが、クランクを取り付けて、フロントディレーラーの取り付け。そしてチェーンをはめます。チェーンはフロントギアとリアのギア両方を一番外側(フロントは大きなギヤでリアは小さなギア)にした状態でリアのディレーラーが垂直に下がる様に長さを調整するそうです。切り過ぎには注意が必要ですね。
フロント用シフターはST-EF510で、ST-EF51の後継ですかね。ハンドル周りもクロスバイクらしくなりました。
ケーブル引き回しとディレーラーの調整で完了です。
クランクを黒にしたおかげでエラく強く逞しくなったように感じます(速くなったとは言っていませんw)。ペダルは元からついていたものを移植したので少し合わない気がしますので「MKS(三ヶ島) IC-LITE ペダル ブラック」を発注してしまいました。
本当はその日のうちに試しで少し乗りたいと思っていたのですが、半日以上の仕事になってしまい、試走は翌週以降に持ち越しです。
ペダルを交換して試走した記事は少し前に上げていましたね。ペダル交換と、試運転で玉川上水取水堰へ